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年間100冊前後の読書を楽しんでいます。推理小説・恋愛小説・歴史小説・ビジネス書・ラノベなんでもあり。

『リライト』北条遥

 

「なあに、理屈なんてわからなくったっていいさ」

 

なんで唐突に“時かけ”かというと、

〇〇〇〇〇〇版時かけ

時をかける少女オマージュ

というのが本作を語られる際に良く見受けられるキーワードになっているからです。

ちなみに〇〇〇〇〇〇の部分はネタバレになってしまいそうなので伏せます(´_ゝ`)

 

簡単に言うとタイムパラドックスもの

でも今までの作品には見られない大胆な作風で話題になった作品なんですね

 

主人公は中学校2年生の美雪。

未来から来たという保彦に出会い、事故に巻き込まれた保彦を救う為に10年後に飛ぶ。

成長してタイムリープの先である10年後のその日を迎えるものの、やって来るはずの自分が現れない。

過去は変わらないはずなのに、どうして?

という最大の謎を追う作品。

 

しかしこういう作品の感想ってとっても書きにくい。

 

何書いてもネタバレになっちゃいますもんね。

ただもう一度読み始めればすぐさま一気読みモードに突入する事請け合いです。

とにかく面白い。

時をかける少女』より面白いです!

何も考えずに読んで、読み終わった後で存分にググって検索して下さい。

一生懸命分析してくれているブログがいっぱいです。

尚……僕は読んでいませんが、続編となる『リライト』『リビジョン』『リアクト』『リライブ』は続けば続くほど劣化するというシリーズものの見本としても有名な模様。

気になる方はこちらもお試し下さい。